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上機嫌でいこう。

本とか、音楽とか。本は新書を読むことが多く、音楽はクラシックやサウンドトラックを中心に。映画やDVDも好きで見ています。

ラディゲ『肉体の悪魔』・第1回読書会

おはようございます。

昨夜(10/6・木)21時から24時の予定で、「読書メーター」さんのコミュニティ機能(いわゆる「掲示板」)を利用して、仮想読書会を行いました。 

肉体の悪魔 (新潮文庫)

肉体の悪魔 (新潮文庫)

 

 

ご参加いただいたのは、私のほかには4+1名でした。進行は私が適宜行いましたが、基本的にはフリートークにしました。

私が「読書会」というものに求めていたのは、「読み深め」を通じて相互につながり合うということです。事後的にうかがったところ、この「読み深め」って何?と言われてしまいましたので、それについて書いておこうと思います。

まず、テキストの読みには、唯一の正解はないというのが大前提となります。ここから始まって、相互の「読み」を尊重しつつ、ああ、確かにそういう読み方もあるなあ、ふむふむ、というのが起こる。そこで起こっているのが、「読み深め」です。

1人だけではできなかった・到達しえなかった「読み」の多面性・多層性に注目したいと思います。そして、その多面的な個々の読みを交換し、つながり合うということは、端的に言って「快感」なんだと思っています。つまり、「ねえねえ、○○ってこんなことが書いてあったよ」「ふぅん、私はここがおもしろかったなあ」ということの拡がりが快楽を生む。それを私は目指したいと思っています。

さて、今回は迷作『「罪と罰」を読まない』をパクって、「プレ読書会」なるものも開いてみました(9/29・30)。 

 

これは、あるテキストについて「未読」の状態であれこれと推理・妄想を巡らせて、どんなストーリー展開になるかを予想しようという意図で開いたものです(笑)

Amazon等の紹介で、ストーリーは出尽くしている感じではあったのですが、そこは敢えて知らんぷりを決め込んで進めました。すると、

・主人公は15歳の少年と19歳の人妻(これは「紹介」を利用)、

・夫の出征中に、2人は恋に落ちる、

・出征した夫が半身不随で帰ってくる、

・2人の仲がバレて、夫を殺害、

・2人は逃亡、捕まってしまう、

・人妻が監獄内で発狂、

・以上を少年が独白、

という、かなり面白い展開になってしまいました。

今回はまだ第1回とあって、このプレ読書会との突き合わせは行っていないのですが、次回以降でできるのであれば、突き合わせてみたいと思っています。

次の会が楽しみです。