上機嫌でいこう。

本とか、音楽とか。本は新書を読むことが多く、音楽はクラシックやサウンドトラックを中心に。映画やDVDも好きで見ています。

【古市くん、社会学を学び直しなさい!!】4.山田昌弘先生に「家族社会学から見た日本」を聞く!:メモ

おはようございます。

『古市くん、社会学を学び直しなさい!!』からの4回めは。山田昌弘さんについての章です。山田さんの一番著名な本は、たぶんこれだと思います(未読ですけどw)。なお、今回は抜き書きの中から、これはと思ったものを一つ選んで太字で表示させてみました。

 

パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書)

パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書)

 

 

◆就活の学生に対しては、(一般の講義でしているのとは:引用者による)また違うことを教えなきゃいけない

◆私の印象で言うと、日本で一番社会学的研究をしているの人々は、官僚ですよ

◆だって数理社会学とか理論社会学は、モデルは作るけれど、あまり現象を説明しないじゃないですか

◆私があちこちの現場で集めたデータを、グランドセオリーを使って解明していくことが、自分の役割だと思ったんです

◆普通の家族なんてあるんだろうかとか、他の家族って本当にうまくいっているのだろうかとかね

◆日本の少子化の原因として、違うなと思うことばかり言われていた

◆自由な生き方ができるなんていうフリーター像とはまったく違う

社会学の理論的な本を読むことと同時に、自分の興味ある分野について「いまホットな問題は何か」ということを調べていく。大枠となる理論と部隊的な問題の両輪が必要

◆安定した前期近代から流動的な後期近代に移行している

◆日本では、まだ前期近代的な考えが根強く残っています

◆企業や家族に頼ればなんとかなるといった前期近代的に生きられる人は少数派(略)個人を単位に制度も変えていかなきゃいけない

◆「あなた方のお子さんたち、お孫さんたちは、大変になっていきますよ」と言っても、「じゃあ、うちの子どもや孫だけはうまくいくようにしなきゃ」という発想(なので、現状を変えるのは難しい、の意。引用者)

◆危機感が多少あっても、自分だけはセーフだと思っている人が多いですよね。一方、セーフじゃない人は、大した危機感を持っていない

社会学というのは、社会をあり得ない幸せな状態にするのが目的ではなくて、辛さに耐える力をつけることが目的

◆(2015年で305万人いる35歳から44歳の未婚者が)親が亡くなったとくにどうなってしまうかと思う

   *   *   *

取り上げられている12人の社会学者は、以下の通りです。

I 小熊英二先生(1962年~)に「日本の社会学」を聞く!

II 佐藤俊樹先生(1963年~)に「社会学の考え方」を聞く!

III 上野千鶴子先生(1948年~)に「社会学の使い方」を聞く!

IV 仁平典宏先生(1975年~)に「社会学の規範」を聞く!

V 宮台真司先生(1959年~)に「社会学の衰退」を聞く!

VI 大澤真幸先生(1958年~)に「社会学のチャレンジ」を聞く!

VII 山田昌弘(1957年~)先生に「家族社会学から見た日本」を聞く!

VIII 鈴木謙介先生(1976年~)に「パブリック社会学の役割」を聞く!

IX 橋爪大三郎(1948年~)先生(に「社会とは何か」を聞く!

X 吉川徹(1966年~)先生に「計量社会学とは何か」を聞く!

XI 本田由紀先生(1964年~)に「教育社会学とは何か」を聞く!

XII 開沼博先生(1984年~)に「社会学の将来」を聞く!

古市憲寿氏は1985年生。