上機嫌でいこう。

本とか、音楽とか。本は新書を読むことが多く、音楽はクラシックやサウンドトラックを中心に。映画やDVDも好きで見ています。

【古市くん、社会学を学び直しなさい!!】5.鈴木謙介先生に「パブリック社会学の役割」を聞く!:メモ

こんにちは。

今回も表題の著書からの抜き書きをいたします。今回の対談相手は、鈴木謙介さん。存じ上げない方でした。次の著書があるようですね。図書館に予約してみようっと。 

 

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

 

 

 ◆なんとかしたいと思っているとする。でもそのための手段は無数に選べるし、「なんとかなった」と思う状態も無数にあり得る(略)そういった個別の関心に対して、よりよい手段やよりよい目標を選んでアプローチできるのが社会学です

◆実存で学問を選ぶ人は、どこの分野にもいます。だけど、実存的な問いがそのまま研究に接続されるところが、社会学の特殊性

◆パブリック社会学・・・学者以外の集団のために社会学の持っている価値を問い直すような知識を使う(略)一般の人々に認知される実践である

社会学の知識をもっとパブリックに使っていくべきだという

社会学として外に魅力を発信していく人と、専門の研究をする人との間で、批判的なやりとりがきちんとあったほうが、社会学と社会の関係にとってはプラスになる

社会学には近代化という大きな社会変動のメカニズムや、それが人々に与える影響を明らかにするんだという動機があった

◆プロフェッショナルに閉じこもらないことこそ、他の学問と異なる社会学社会学たるゆえんでもあった

◆「異なる生活様式の解釈学的解明と媒介」(略)当事者すら意識していない部分まで解釈して説明し、別の生活形式の人たちへと媒介するということ

◆「人間が成し遂げた社会の生産と再生産の解明」(略)人間と社会のループ関係の中で起きている、大きな世界の動きを説明すること

◆個別現象の記述と、(略)一般化された説明との間を往還するのが社会学だということです

社会学者の仕事には、そういう規範的なて現を社会に投げかけることも含まれている

◆社会変動が大きいからこそ、社会学の成果や資源は、もっとパブリックに活かされなきゃいけない

社会学的な踏み込みのパターンに慣れている人だと、自分にリアリティのある分野でなくても、踏み込めていけるかどうかの判断はできるはず

◆「マージナル・マン(境界人)」としての役割を意識的に引き受けていく

◆パブリックにアクセスできる社会学を名乗る人物を、「社会学」がより正しく社会に心労する方向に利用する必要がある

   *   *   *

取り上げられている12人の社会学者は、以下の通りです。

I 小熊英二先生(1962年~)に「日本の社会学」を聞く!

II 佐藤俊樹先生(1963年~)に「社会学の考え方」を聞く!

III 上野千鶴子先生(1948年~)に「社会学の使い方」を聞く!

IV 仁平典宏先生(1975年~)に「社会学の規範」を聞く!

V 宮台真司先生(1959年~)に「社会学の衰退」を聞く!

VI 大澤真幸先生(1958年~)に「社会学のチャレンジ」を聞く!

VII 山田昌弘(1957年~)先生に「家族社会学から見た日本」を聞く!

VIII 鈴木謙介先生(1976年~)に「パブリック社会学の役割」を聞く!

IX 橋爪大三郎(1948年~)先生(に「社会とは何か」を聞く!

X 吉川徹(1966年~)先生に「計量社会学とは何か」を聞く!

XI 本田由紀先生(1964年~)に「教育社会学とは何か」を聞く!

XII 開沼博先生(1984年~)に「社会学の将来」を聞く!

古市憲寿氏は1985年生。