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上機嫌でいこう。

本とか、音楽とか。本は新書を読むことが多く、音楽はクラシックやサウンドトラックを中心に。映画やDVDも好きで見ています。

【古市くん、社会学を学び直しなさい!!】7.吉川徹先生に「計量社会学とは何か」を聞く!:メモ

おはようございます。

最近、3,4時間程度起きていては、2,3時間寝るのを繰り返すという生活をしています。11月くらいから、こういうパターンに落ち込んでしまいます。何とかならないかと思うのですが。

さて、今回も『古市くん、社会学を学び直しなさい!!』からのメモをUpします。今度は吉川(きっかわ)徹さん。次の著書があります。 

学歴分断社会 (ちくま新書)

学歴分断社会 (ちくま新書)

 

 

◆日常的な経験では、物の見方がどうしても「虫瞰的」になってしまいます。計量社会学のメリットは、「鳥瞰的」に、つまり上空の高い地点から広い視野で社会全体を見ることができる点にあります

◆たとえば学生だと、「社会の心」と「社会の仕組み」とを渾然一体として考えがちなんですよ。でもこの二つは、ソフトウェアとハードウェアのように別々のものとして考えるといいと思うんです

◆時代の流れは、「社会の心」という基本OSに乗っかってできている

◆「そう言われると腑に落ちる」ということを言い当てたいというのが近いと思います

◆評論家のように、天気図に文句をつけるのは僕の仕事ではないということです

◆あえて無機質なデータとして拾った人々の意識を、アウトプットとして出すときには、社会的なリアリティの形に戻して出したいという感じです

◆私みたいな立ち位置はお勧めしません。ここは定員一名だと思っているから

◆僕が入った大阪大学だと事情が違う。東と西では、社会学の流儀がかなり違うんですね

◆将来性がない研究だと思ったら、それを愛するな

◆極めてハイクオリティな社会調査のデータを入手できたとしても、25%ぐらいしか予測できない

◆回答なんて、どの対象者にどんな方法で聞くかとか、イエス・ノーの選択肢が何個あったかとか、そんなことでいくらでも変わります

世論調査では分布を速報するだけで、分析はしないんですよ(略)でもこれは分析じゃなくて、「この変動の理由はたぶんこれだろう」と、同じ時期に起こった出来事を結びつけているだけですよね

◆みんなが社会的なアイデンティティについて敏感になっているということ

リテラシーが高まると辛くなるのは当たり前なんです

◆いまという時代は、停滞してダメなんじゃなくて、動かなくなったからこそ、アウェアネス(気付き)やリテラシーが高まっている

◆僕はただ観測するだけだから、社会がよくなるか、悪くなるかはわからないですね

   *   *   *

本著で取り上げられている社会学者と生年は以下の通りです。

I 小熊英二先生(1962年~)に「日本の社会学」を聞く!

II 佐藤俊樹先生(1963年~)に「社会学の考え方」を聞く!

III 上野千鶴子先生(1948年~)に「社会学の使い方」を聞く!

IV 仁平典宏先生(1975年~)に「社会学の規範」を聞く!

V 宮台真司先生(1959年~)に「社会学の衰退」を聞く!

VI 大澤真幸先生(1958年~)に「社会学のチャレンジ」を聞く!

VII 山田昌弘(1957年~)先生に「家族社会学から見た日本」を聞く!

VIII 鈴木謙介先生(1976年~)に「パブリック社会学の役割」を聞く!

IX 橋爪大三郎(1948年~)先生(に「社会とは何か」を聞く!

X 吉川徹(1966年~)先生に「計量社会学とは何か」を聞く!

XI 本田由紀先生(1964年~)に「教育社会学とは何か」を聞く!

XII 開沼博先生(1984年~)に「社会学の将来」を聞く!

古市憲寿氏は1985年生。